パナマハットは、赤道直下のエクアドルにて熟練された技術職人の手によって製作されています。素材は「カルデゥロヴィカ・パルマタ草」もしくは「トキーリャ(トキヤ)草」の名前で知られています。
赤道直下のエクアドルのコスタ地方やオリエンテ地方で、燦々とした強い日光を浴びて育ったため、防熱性、耐久性に優れています。
実際に触っていただくと、その上質さを分かっていただけることでしょう。
1914年にはルーズベルト大統領がパナマ運河を視察中に好んで被り、その時の写真が広く世界中に渡り、以来「パナマハット」と呼ばれるようになったといわれています。
しかし世界レベルで知られるようになったのは、それより以前で1800年から1900年の期間との記録があります。1900年にはパリで開かれた展覧会に出展されていたという歴史が残っているそうです。
現在のパナマハットとは、エクアドルで作られたものだけがその名を語ることができます。本物だけがパナマハットと呼ばれるのです。世代を重ね、語り継がれてきたこの帽子の製法と素材は、今も変わることなく、人々にずっと愛されてきました。
ひとつひとつの帽子は、世界にたったひとつしかない性格を持ち、すべて人の手によって作られています。あなたのそばでいつまでも、大切に使ってください。
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